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あなたの家のシンボルツリーは?

 お庭に植える木々のなかで、そのお宅の「シンボル」となる木―シンボルツリーがあると思います。大分の中古住宅を購入した友人宅は、すでに立派なムクゲの木があり、美しい花をつけていたのでそのままに愛でているそうです。
 お子さんが生まれた記念に、誕生月にちなんだ木を植える方も多いかと思います。ちなみに1月は「松」・2月「梅」・3月「カリン」や「マンサク」・4月「モクレン」「ライラック」・5月「ハナミズキ」や「牡丹」・6月「柘榴」「タイサンボク」・7月「夏椿」・8月「月桂樹」「ユズリハ」・9月「金木犀」・…と代表的な木があります。
 他に、洋風な家・和風な家、それぞれにマッチした木を選ばれる方、花や葉が一年中通して美しく楽しませてくれる木を選ぶ方、目隠しや日よけの効果を考えて植樹される方もいます。狭い場所でも育ち安い、手入れが簡単、食べられる実がなる、など様々な理由で木を選ぶときの、お勧めと注意点を調べてみましょう。
 日当りが悪い家や方面に植える場合、日陰でも元気な植物を選ばなければなりません。ローズマリーやアオキ、アジサイ、ディアボロ、シモツケ、アベリア…背丈は低めの木ですが、どれも美しい花を咲かせます。シンボルツリーというならば高い木を、と思われる方には、菩提樹やホオノキ、オオヤマレンゲ、モミジ・カエデなど。
 目隠し用の木にしても、高さがあるもの(月桂樹、レッドロビン、アスナロ、カシなど)を選ぶか、目隠しでありながら花を楽しめる木(マンサクやサザンカ、ムクゲ、ジンチョウゲなどなど)にするか、葉を楽しむ木(マサキ、プリペット、レッドロビンなどなど)にするか、と様々。長く付き合う「木」だけに、よくよく選んで愛して下さい。
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シンボルツリーのNo.1、No.2

シンボルツリーに選ばれる、人気NO.1は、シマトネリコという木です。洋風の家によくマッチし、大分では住宅だけでなく、店先や街路でもよく目にします。枝が細くて軽いため、そよ風でも葉がサワサワと揺れる感じが癒し系です。そしてこの木の良いところは、滅多なことで枯れない、剪定などの手入れが不要、病害虫ともほとんど無縁、なことです。シマトネリコの特徴の一つは、とても成長が早いことです。ある程度の成長を見込んで、場所を選ばなければなりません。常緑樹ですが、花には期待できません。
NO.2に上げられるのは「ソヨゴ」です。和風・洋風ともによくマッチします。ソヨソヨと風にそよぐことから「ソヨゴ」と名づけられたとおりの癒し系No.2.ソヨゴはシマトネリコと違って成長が遅いので、安心して植えられます。ソヨゴの見所は、赤い実がたくさんつく時期ですが、実のつく雌の木と、つかない雄の木があるので、購入の際は確認してからにしましょう。
No.1.2のシマトネリコとソヨゴは、共に常緑樹ですが、落葉樹のなかにもシンボルツリーとして人気の高いものがいくつかあります。ハート型の葉がかわいらしく爽やかな「カツラ」。秋は黄色に色づきます。新緑も紅葉も美しい「モミジ」もまた、人気です。ただし、モミジは虫がつきやすい木No.1でもあるそうですから、消毒などの手入れが必要になる場合もあります。
大分の住宅でモミジをシンボルツリーにしている友人は、鳥肌が立つほどビッシリはりついた毛虫を見てしまったそうですから。

庭木のトラブル

庭木のトラブルといえば、木そのものに関する虫付きや病気などのトラブルもありますが、木と人との間に発生するトラブルの方がよく聞かれますよね。
新築を購入された大分の方が、「もともと住まれていたお隣さんの庭木が、境界を越えて自分の家の敷地まで伸びてきたり、落ち葉が風で舞ってきては積もり、毎日の掃除が大変だったり、あげくに雨樋がつまってしまったり。自分の方が新参者だし、お隣の方は年齢も先輩だから、文句を言いたくても言えないし。トラブルに発展しないよう、やんわりと伝えたいのだけど…。」とぼやいておられました。この手のトラブルは、住宅密集地ではたくさんありますよね。人様の都合であって、木にとっては知ったこっちゃないわけですが。
最初は境界を越えて茂った枝を「剪定して下さい」と遠慮がちにお願いし、お願いされたほうは「隣のためになんで剪定費用をもたなきゃいけないんだ」と思いながら適当に請け答える。何度お願いしても切ってくれないもんだから、業を煮やしてこちらから枝を切ったところ、「うちの財産である木を切ったな!どうしてくれるんだ弁償しろ!」なんてことに?。そんな泥沼は避けたいですよね。
法律的にはどうなんだろうと見てみると、民法233条には「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その木の所有者に、その枝を切除させることができる」と規定されています。つまり、こちらから切ってよいという規定はなく、頼んでも切ってもらえないならば民事裁判によって「切りなさい」という判決を勝ち取り、それでも切ってくれない場合は代替執行(執行官を連れて行って枝を切り、その費用を相手に請求する)という手に出なければならないわけです。
なんて面倒なの!。そこまでされる方は少ないでしょうから、穏やかに解決するか、出来なければひたすら我慢するか、のどちらかです。できれば穏やかに譲り合って暮らしたいですよね。

賃貸住宅の庭木はどちらの管理責任?

庭木をめぐるトラブルの多くは、枝の剪定や手入れの問題。賃貸住宅の場合はどうなのでしょうか。
山形で、賃貸の戸建住宅にお住まいの方が、庭木の剪定を大家さんに頼むと「それはそちらの負担すべきこと」と断られたそうです。賃貸住宅の場合、自然に劣化して生じた故障などは大家さんが費用を持ち、業者も手配して修理してくれますが、借主の過失による故障などは借主負担で修理しなければならないなど、ケースバイケースでいろいろありますよね。
庭木に関しては、大家が「維持管理」すべき、特に契約時に定めを交わしていなければ、貸主が剪定などの管理をする。契約書で「剪定は借主がすること」と定めていれば別だが…とする意見や、いや庭の管理は借主にあり、庭木も借主が手入れすべきとの意見もあります。
借主視線で言わせてもらえば、庭木は居住者の希望で植えられたものでもなく、また意に反して伸びるもので、当然大家さんが管理してほしいですよね。はっきりとした定めが無いだけに難しい問題です。
どの程度の庭があり、木があるのかにもよりますが、問題が発生しそうなほど大きな木を有しているのであれば、契約時にきちんと家主と相談の上、取り決めを交わしておいた方がよいでしょう。また逆に借主が勝手に木を植えたり、「邪魔だ」と勝手に切ったり、そんな場合もトラブルに発展しかねません。勝手に木を植えた場合、退去時に撤去を求められる可能性があるでしょう。借主が勝手に切る行為については、常識的な剪定の範囲であれば責めを負う事はないでしょう。 そうした範囲を超えて切る場合は、家主と相談してからでなければならないでしょう。自然に枯れたり腐ったりしてしまった場合は、借主が責めを負うことはないようですが。
トラブる前に、双方で常識的な話し合いを交わすことが大切です。

ガーデンリフォームですっきり

佐賀の住宅にお住まいの知人宅は、お母様が庭いじり大好きで、色とりどりの花や木、サボテンに至るまで処狭しと植わっていたのですが、お母様がお年をめされてからは手入れする者もなく、日に日に荒れてしまったのだとか。
手入れの方法が違う様々な植物を維持するのは、お勤めに出ながらお母様の介護もしている知人自身には困難なのです。また、樹木で埋まった庭、玄関周辺にまで迫る数々の鉢植えが、お母様の外出を阻んでしまっています。
そこで思い切って、お庭をすっきりリフォームしようということに。まず玄関から道路までの通路を広く開けました。お母様が足をとられたり、車イスを押しづらかったりするような草木は全て排除し、レンガ敷きにしてもらいました。お母様の生きがいだった花々は、一部は処分せざるを得なかったものの、通路を挟んだ花道となるように植え替えもしました。水撒きだけで済むような、手入れの簡単な植物を選んで残したのはもちろんです。
日当りのよい一角は、無理に植物を詰め込まずに広く開け、お母様が日向ぼっこを楽しめる空間をつくりました。足の踏み場も無いほどにたくさんの草花を植えすぎて、それぞれが映えていなかった庭でしたが、見た目もすっきりとしたそうです。
アドバイスと施工をしてくださったのは、地元の造園業者さんです。とても親切に希望を聞いて下さり、たくさんの施工例を参考写真で示してくれたので、安心してお任せすることができたとか。お母様も、満足そうにしているとのことで、なによりです。